東北大学理学部
石巻専修大学理工学部
会津大学総合数理センター
1994 年 89 巻 3 号 p. C109-C113
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中性子スキン核や中性子ハロー核などの、β崩壊に対する安定線から遠く離れた中性子過剰核の構造上の特徴が原子核反応にどのような影響を及ぼすかを調べることは、非常に興味深い問題である。ここでは、中性子過剰な不安定原子核を入射核とした場合に、重イオン反応、特に深部非弾性散乱における多核子移行反応にどのような特徴が現れるのかについてFokker-Planck方程式を用いて理論的な予測を行なった。
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