主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
近年、SF<sub>6</sub>代替ガスの研究が進められている。新たなガスを使った電力機器の設計開発期間の短縮や高度化のためには、部分放電現象、特に部分放電電流と二次的に放射される部分放電放射電磁波特性を理解する必要がある。筆者らは、これまで部分放電現象の理解を目的とし、SF<sub>6</sub>およびN<sub>2</sub>、CO<sub>2</sub>とDry airの部分放電特性に関する基礎検討として、部分放電電流および放射電磁波に関する検討を行っている。本論文では、電波工学における微小ダイポールから放射される電磁波に基づき、各ガスで観測された部分放電電流波形に基づく放射電磁波波形のセンサまでの距離依存性を理論的検討した。