東海大学医学部小児科
東海大学医学部病理診断科
北海道砂川市立病院小児科
1994 年 8 巻 1 号 p. 63-67
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6歳時発症の再生不良性貧血の男児に12歳時, 前処置としての放射線照射の際に眼, 肺, 睾丸を遮蔽し同種骨髄移植を施行した.移植後の経過は, 慢性GVH病は出現したが, 移植後4年目には軽快した.移植後1年, 13歳時のLH-RH負荷テスト, 睾丸生検では, 性腺機能低下が示唆されたが, 移植後7年, 19歳時のLH-RH負荷テスト, 精液検査は正常となり, 父親となった.両親と児のHLA検査により親子関係が確認された.
日本小児血液・がん学会雑誌
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