초록

本研究では、日本語と韓国語の福音書に用いられた一人称代名詞の談 話機能、使用頻度を分析し、使用頻度の差が生じる原因を考察した。一人称代名詞の談話機能は、元(2008)の分類に、一つの話題の中で視点の転換が行われたことを示す「視点転換」を加え、「対比」、「明示」、「話題導入」、「視点転換」、「強調」の五つに分類した。談話機能別使用頻度を調べると、「明示」が日韓両言語で最も多く、二番目に「強調」が多く用いられた。また、韓国語の福音書では日本語の福音書より一人称代名詞が多く用いられた。その原因としては次のようなことが挙げられる。韓国語では身近な人につながり․所属を強調する傾向があり、日本語のように親族名称の使い分けをしていないことである。また、韓国語では語り手が相手にどのような行為をしたかを明示する傾向があり、依頼文で依頼主を明示する傾向があることである。韓国語では意志文の主語が明示されるのに対し、日本語では一人称代名詞に代わる代替表現(「「わが」、「自分」、「~と思います」など)が用いられたことを指摘した。そして、福音書別使用頻度を調べると、ヨハネの福音書で一人称代名詞が最も多く用いられている。ヨハネの福音書ではイエスのアイデンティティを明らかにするため、一人称代名詞が多用されていると考えられる。今後の課題としては、より多様なジャンルの談話における一人称代名詞を分析することが挙げられる。

키워드

一人称代名詞, 福音書, 談話機能, 使用頻度

참고문헌(8)open

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